令和4年6月14日(火)とちぎ福祉プラザにて家族介護教室を開催いたしました。
「介護のイライラ~この気持ちどうしたらいい?~」をテーマに
栃木県社会福祉士会事務局長 野尻政彦先生をお迎えしてお話を頂きました。
ポジティブ・コミュニケーションのポイントを教えていただき、傾聴し相手を受け入れてねぎらい、
感謝すること。本人のモチベーションに働きかける言葉かけで
良好なコミュニケーションが取れることをまず教えていただきました。
そのあと、怒りの性質を細かく分けて教えていただき、怒りの下にある感情もあるのだと
知ることができました。
怒りの対処法として、タイムアウト(その場を離れる)・深呼吸(たかが深呼吸されど深呼吸)・
コーピングマントラ(心を落ち着かせる言葉)・イメージの力(怒りを紙に変えて、丸めてゴミ箱に捨てる・
気持ちの良い場所を思い出す)を具体的に教えていただき、
怒り・ストレスへの対処法(3つのR)はレスト(休息)・レクレーション(趣味娯楽)・
リラックス(音楽やおしゃべり)であり、話すこと聴くことの大切さを感じました。
グループワークでは、以前の介護経験者・現在の介護経験者・これからの介護者とがいらしたこともあり、
お互いに声を掛け合うことで救われる場面が多々みられました。気持ちが軽くなったところで終了となり、
野尻先生をはじめ参加してくださった皆様にも感謝の気持ちでいっぱいになりました。
ありがとうございました。