令和3年7月14日とちぎ健康の森(小会議室)にて家族介護教室を開催しました。
講師に言語聴覚士の山本総様をお迎えし『知って得する!お口の健康』についてご講義いただきました。
口腔の大切な役割には、食事・会話・笑顔・運動がありそれぞれについて詳しくお話しをいただき、
途中で飲み込みの映像を見たり、正しい姿勢で行う口腔体操を参加者の皆様と実践したりと
盛りだくさんの2時間でした。
ここからはお話の中で印象的だった内容を書いていきたいと思います。
口を開ける筋肉と飲み込むときに使う筋肉は同じ
なので口を開ける練習が大事だそうです。
オーラルフレイルが進むと、噛む力の低下・舌の筋力低下・食べる量の減少により、誤嚥を起こしやすくなる
誤嚥=肺炎と思いがちですが必ずしも誤嚥したから肺炎になるとは限らない。
肺炎にならないためには口腔ケアや嚥下機能の向上と全身状態の改善が必要だそうですが、
口の中がきれいだと誤嚥しても肺炎になりにくいと聞き、予防ができることを知りました。
かみ合わせがよいと足が体を支える力が強くなる
自分の歯でなくてもかみ合わせがよければ踏ん張れるので歯茎がやせる前に入れ歯を作りましょう
皆さんも口腔機能を維持して健康寿命を延ばしていきましょう