羽黒レクリエーションセンター

セルフマッサージ講習 Ⅲ

2023.07.15
今回のセルフマッサージは、
肩こりと誤嚥防止です。

 

 

 

まずは、バンザイヽ(^o^)丿をしてみましょう。

親指を前にして、腕を上げて腕が耳につきますか?腕が耳の後ろにいきますか?
手が上がらなくなると被りの服の脱ぎ着ができなくなります。
ゆっくりと腕を上げてみましょう。

 

皆さんは、お茶やご飯を食べる時、むせることはありますか?
歳をとるにつれて、咳払いができなくなり、むせてしまいます。
食べ物が気管に入ると誤嚥の原因になります。
そうすると、誤嚥性肺炎になる可能性が高くなります。
それでは、誤嚥予防のマッサージをしてみましょう。


① 咳払いをしてみましょう。
続いて口を「イー」と横にします。
上を向いて顎を出し「ウー」と声を出してみましょう。
この時、指先を鎖骨の下に当てて上を向きましょう。
どうでしたか?咳払いがしやすくなりましたか?

 

    
② 舌を「ベー」と出します。舌を上げ下げしてみましょう。

耳たぶのすぐ下を指で押しながら口を開いたり閉じたりします。
あごの骨の関節を指で押して口を開いたり閉じたりします。


耳のところからあごの骨にそってマッサージをします。いかがでしょう。
歯のかみ合わせが変わりませんか?
唾液が出てきましたか?

歳をとると若い時より口が乾くようになります。それは、唾液のの量が減っているためです。

 

次は肩こり予防です
肩こりは、血流が悪くなるために起こります。
まず、肩をなででみましょう。表面をやわらかくしましょう。
指三本を肩先からズルっと下げて、押さえながら(押さえることで肩甲骨が動きます)
肘を上げて後ろに回します。動かせる範囲で動かしてみましょう。
肩こり予防は、肩甲骨を動かしてください。

   
筋肉が弱くなると体が丸くなります。

お腹をなでであげてください。お腹の筋肉を柔らかくして背伸びしましょう。
背筋が伸びませんか?姿勢が良くなりましたか?
筋肉を伸ばす時は、さすってから伸ばしましょう。

 

最後は、深呼吸です。ゆっくり息をたくさん吐いてから息を吸います。
深呼吸は、息を吐くことを意識してみてください。

息をたくさん吐くとたくさん空気を吸うことができます。

🌻講師の紹介・・・ 小川明美先生
    看護師と臨床検査技師の資格を持ち、羽黒レクリエーションセンターで
週1回利用者様にマッサージをしていただいています。

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