先日、肺がんの免疫療法についての研修に行ってきました。
肺がんの薬物療法には従来の殺細胞性抗がん薬や分子標的薬がありましたが、
最近では免疫チェックポイント阻害薬が臨床にも導入されメディアでも取り上げられるなど
注目されています。
がん細胞だけを標的にした薬剤なんて夢のような薬剤が誕生したんだろうと勝手な思い込みを
していましたが、実際は全身あらゆる器官にいつなんどきにも出現する可能性があるそうです。
また、倦怠感など非特異的な症状で発症する副作用に注意が必要で、医療に携わる私たちは重症化を防ぐため早期に対応することが求められることを研修を通して学ぶことができました。
少しでも安楽に過ごせるように利用者様に寄り添いながら、今後のケアに生かしていきたいと思います。